お酒のおつまみ、ご飯のおともに

6歳から包丁を握った男のアイデア料理ブログ

トマトケチャップ不使用のナチュラルミートソース

 私は料理に砂糖を使うのがあまり好きでは無い。砂糖を使用するとどうしても料理に砂糖の味が出てしまい、ご飯と合わないと感じるからだ。菓子作りをするとき以外、極力砂糖は使わない様にしている。勿論それは私の考えであって強要するつもりは無い。料理には家庭の味がある。朝食のたまご焼きの味付けがしょっぱい家庭、それとは一転して甘めの味付けの家庭。それぞれの家庭にそれぞれの味付けがある。「日本食」とひとくくりにしがちだがその単位を最小化すればするほど家庭ごとに実に多彩な味付けがある。国の食文化を細分化すればするほど家庭を最小単位とした食分文化がある。料理のいいところでもあり解釈が難解なところでもあるのだろう。しかし様々な単位で様々な味付けがあれど私はあくまでも私の舌で感じたままを率直に表現する。甘いモノはご飯に合わない。私はそのように解釈した。

 今日のレシピはミートソースだが、ミートソースを作る時、私はホールトマトやカットされたダイストマトを使用する。そこに玉ねぎの旨味、肉の旨味をプラスして全体を仕上げる。トマトケチャップを使わずとも自然な甘みで食が進む事間違い無しだ。このミートソースは作っておくだけで様々な料理に代用できる。パスタ、ラザニア、ドライカレー、タコス、ピザの具、ドライカレーにはクミン、ターメリックなどのカレー作りに使用するスパイスを、タコスにはタバスコを使用するだけですぐに専用ソースへと早変わりだ。それもトマトケチャップを使用していないことでこのベースのミートソースに少しプラスするだけで味が多彩に変化するからだ。家では一度多めに作って冷凍庫に入れて保存してある。

 

 

 

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【材料】

玉ねぎ・・・1個

ホールトマトorダイストマト(おすすめはソル・レオーネ※です)・・・1パック

・・・250g

一味・・・適量

ニンニク・・・3カケ

ショウガ・・・1カケ

・・・少々

胡椒・・・少々

ナンプラー・・・大さじ2杯

オレガノ・・・少々

日本酒・・・大さじ3杯

 

 

【手順】

オリーブオイルを敷いたフライパンで玉ねぎ、肉、ショウガを炒めます。玉ねぎがしんなりしたら塩と酒大さじ3杯を入れます。

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肉の獣臭さが気になったので今回はショウガを入れました。

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肉に全体的に火が通ったらダイストマトオレガノを入れます。

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ニンニクは始めに入れると煮込んでいく途中で香りが飛んでしまうので私は仕上げの段階でニンニク使用する。そうする事によってニンニクのフレッシュな香りが楽しめる。ナンプラーを大さじ3杯入れ中火で3分位したら火を止め胡椒を振る。この段階で胡椒を入れると胡椒を入れてから煮込んでしまうより胡椒の香りを堪能できます。

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※ソル・レオーネのダイストマトはトマトが甘い。凄く甘い。煮込んで水分を飛ばしていくと芳醇な蜜みたいな甘さがする。